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腋臭はえきしゅうとも呼ばれ、ワキガの医学的・専門的な呼び方です。ワキガは一般的にはワキガと呼ばれますが、専門的には腋窩臭症(エキカシュウショウ)腋臭症(エキシュウショウ)と呼ばれています。腋臭もワキガも意味は同じく、医学的には腋の下の汗が悪臭を放つもの、と定義されているようです。腋の下が臭ったとき、自分はわきがかな?と心配になったりすることもあるでしょう。しかし腋の下が臭うイコールワキガとは言い切れません。ワキガの原因はアポクリン腺であり、腋の下にアポクリン腺がある場合で腋の下が臭う場合はワキガの可能性が高いといえますが、アポクリン腺が存在しない場合は腋臭はエクリン腺から分泌された汗による臭いといえるでしょう。ただし、アポクリン汗腺があるからといって、必ずしもワキガであるとはいえないようです。
では、ワキガはどのように診断されるのでしょうか?医療機関にもよりますが、ワキガは強・中・弱と分類されることが多いようです。強は部屋に入ってきた時点で臭う程度、中は腋の下にガーゼを2〜3分程はさむとそのガーゼは臭う程度、弱は手入れをした後は腋の下にはさんだガーゼが臭わない、しかし手入れをせずにガーゼをはさむと少し臭う程度、といった具合に診断されます。弱の場合はほとんど手術をする必要はなく、保存療法で腋臭・ワキガの臭いは防ぐことができるといわれています。
ワキガ(腋臭)の原因となる汗は特に腋の下は汗をかきやすい場所です。体の中でも発汗しやすく、衣服を常にまとった状態で腕を下げていることも多いので通気性も悪く、その分汗をかきやすいのです。ただ、分泌された直後の汗には臭いはなく、ワキガ(腋臭)の臭いもしません。腋の下の皮膚に存在するブドウ球菌やグラム陰性桿菌などの菌が存在し、それらの菌が汗の成分である脂質を分解し、低級脂肪酸やアンモニアなどといった物質をつくり、これらがワキガ(腋臭)の臭いの元となるのです。しかし、皮膚に常に存在する菌は、皮膚に付いた古い表皮やあかなどの不要なものを分解し、汚れとして落ちやすくしてくれているという働きを持ちます。ワキガ(腋臭)の元となる悪いもの、とだけ考えず、必要性のあるものだということも忘れずにいましょう。
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