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ワキガは体臭の一つですが、体臭というのは口臭、頭部、足の臭いなど色々あります。それら体臭の臭いの原因となるのが、汗。その汗はエクリン腺、アポクリン腺、皮脂腺という分泌腺から出ています。エクリン腺は主に体温を調節するための発汗をする汗腺で、皮膚のほぼ全面にあります。アポクリン腺は脇の下、乳輪、おへその周り、耳の中など特定の部位にある汗腺で、タンパク質、脂質、脂肪酸、コレステロール、グルコース、アンモニア、鉄、着色物質など、臭いの原因になる物質が多く含まれています。また、皮脂腺は皮脂を分泌する脂腺でそこから分泌される皮脂も臭いを発生させるので、体臭の原因の一つになります。
脇の下にあるアポクリン腺は比較的大型の汗腺で、アポクリン腺から分泌されるアポクリン汗は濃厚な汗です。アポクリン汗腺の機能は思春期に始まる二次性徴の一つ。ワキガが気になり出すのも思春期を迎えてからです。このアポクリン汗腺の機能がワキガの原因の一つですが、アポクリン腺から出る汗は分泌直後は無臭です。ワキガの原因は汗そのものではなく、脇の下にある菌によって汗の成分が分解して発生する臭いだといわれています。この臭いはアポクリン汗の発汗量にも関係し、わずかに排せつされる食事などによって摂取された体内物質もワキガの原因になるとされています。
ワキガの原因の一つに食生活の欧米化があげられます。日本人はもともと体臭が少ないといわれてきましたが、最近では体臭のある人が増えてきたとされています。その原因が高カロリー、高脂肪の欧米型の食事にあるといわれているのです。肉類に含まれるタンパク質は動物性の脂肪を含み、栄養的にも優れ、エネルギー源として欠かせない食品です。バターやチーズなどの乳製品も脂肪酸や中性脂肪がたっぷりと含まれています。しかし、これらを摂り過ぎることがアポクリン汗腺や皮脂腺を刺激してワキガの原因になっているといわれています。さらに香辛料など刺激のある辛い食べ物もワキガの原因になるとされています。また、ワキガの原因としてあげられるのが、遺伝です。ワキガは体質的なものが遺伝して、ワキガになるともいわれています。
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